ギリフォトワークス - 茨城県つくば市から全国の結婚式場へ出張撮影

茨城県つくば市の結婚式出張撮影-ギリフォトワークス

原点回帰 ~10年目のスタート~

片桐裕二
片桐 裕二
写真の撮り方

2011年2月2日大安

今から丁度9年前、僕は会社をつくりました。

 

ニックネームのギリさんと、義理人情の義理をとって

『株式会社ギリフォトワークス』と命名しました。

片桐写真製作所、と悩んだんですが、なんとなく僕一人じゃなくなる気がしていたので

固有名詞よりちょっとだけ呼びやすい雰囲気が欲しかったのかもしれません。

 

この写真は、開業日にいきなり届いた前職の皆様方からのお祝い。

びっくりしたけどあの時の喜びと感謝は一生忘れません。

まる9年が経ったということは、今日から10年目ということになります。

思い返せば本当にあっという間の9年でもありましたし、やっとか、という思いもまります。

 

何と言っても『人・人・人』

 

出会いと別れの繰り返し。

人生って、子供も大人も同じですよね。

 

我が家のスタッフは、歴代そのほとんどがお客様。またはその家族。

不思議なご縁が続いておりますが、それもまた必然なのかもしれませんね。

1年で退社する人もいれば、8年続けてくれてる人もいる。

 

起業したのはいいけど、2人以上で仕事をするということで

自分たちの居場所、子供の頃の秘密基地、そんなイメージで作った

『cache cache』という小さな一部屋のお店。

 

すごく小さな部屋だけど、そんなこと関係なく嬉しかったな。

インテリアを遠くまで買い付けに行って、車に入りきらなかったり、

作業場が狭すぎて、スタッフ同士肩が触れ合ったり・・・

 

バカばっかりやってた気がするけど、何もかもが懐かしいな。

 

 

それにしても、経営って本当に大変だ!・・・って毎日思う。

昔、飲食業のマネージャーをそこそこ経験してましたが、自分で経営するのはまるで世界が違った。

 

良いことも悪いこともダイレクトに自分に返ってくる。全てが自己責任。

仕事のことが頭を離れる日は全くなくなりました。

 

それでもずっと続けていけるのは、やっぱり写真が好きだからなんだと思います。

手を伸ばせばなんでもチャレンジできる世の中ですが、餅は餅屋、ずっとカメラマンでありたいと思います。

 

昔から『少数精鋭、小さく濃く』って思ってやってますが、それが本当に難しい。

拡大をせず、小さいまま持続して行くことの大変さったらないですね。

どうしても持続するために勢いをつけると、拡大路線に行ってしまいそうになる。

 

本当にやりたいことならそれも良いけど、そもそも僕がやりたいのは写真。

街の小さな写真屋でありながらも、呼ばれればどこにでも駆けつける、そんなカメラマンでありたいです。

 

まずは3年、5年ときて、そして10年。

まだまだ大変だけど、これからも頑張って行きたいと思います。

この写真はお客さんがいつの間にか撮ってくれたもの。

『ああ、こうやって僕は写真撮ってるんだなぁ〜』

出張先で撮影している自分の姿ってあまり写真に残ってないから

すごく嬉しかったです。

 

さあ、今日から10年目の第一歩。

ゆっくりしっかり歩いていこう!

 

 

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