けん玉名人と子供たち。
「こんなことってあるのかな?」
今年の春先に、筑波山神社で結婚式のロケーション撮影をしていると
遠足に来ていた子供たちが通りかかり、一緒に記念撮影をしたことがありました。
どこからどう僕を探し出したのか、今回はそのときの先生からのご依頼です。
こんにちは、ギリさんです。
こちらはその時のお写真です↓
90歳になろうかという、けん玉名人。
今日もたくさんの子供たちにけん玉を伝承します。
いとも簡単にお手本を見せてくれますが、これ、難易度高いっしょ!って思っちゃう。
「優しく、力を抜いて、ゆっくり」
そう繰り返す名人。
時に厳しく、そして真剣に。
でも、優しさがにじみ出るご指導です。
子供が成功すると、一緒になって喜びます。
これ全部名人のけん玉です。
タンタンタン♪
リズムよく技を繰り返す練習です。
ここからが名人技。次々に高難易度の技を繰り返します。
子供たちも熱い視線で息を呑みます。
技の名前と級、段位を説明しながら続けます。
子供たちの拍手がおきるとこの笑顔。
一人一人、キャリアも違うので個人のレベルに合った指導をしてくれます。
初めての技に成功するとこの笑顔!!
本当、うれしいよね!
もはやデュエット。
楽しすぎて、「集合写真、もう一回撮らせて!!」とリクエスト。
僕からのリクエストで、笑顔のポートレート。
素敵な写真ができました。
でも、「名人」としてのポートレートならこちらかな?どっちがいいと思いますか??
室内・屋外問わずどこに行っても子供たちはスマホやビデオゲームに夢中な現代。
それはそれでいいと思うけれど、やっぱり残したい伝統の遊び。
親から子、というのがなかなか難しくなってきたからこそ
名人のような「愛」のある「伝承」が必要なんだと思います。
僕も色々と考えさせられた撮影となりました。名人、ありがとうございました!!